【執筆】柳原　直弥
ななほし結婚相談所　代表カウンセラー

「もう誰を信じたらいいのか分からない」

「何度もやり取りしたのに、結局会えずじまい」

「会っても、“あれ？”ってなる」

「付き合っても、未来が見えない」

そんなふうに、マッチングアプリで心が擦り切れてしまった人たちへ。
それでも、「やっぱり結婚はしたい」──そんなあなたに届けたいメッセージがあります。

マッチングアプリが全て悪いわけではありません。むしろ、出会いが減った現代においては、ごく自然な出会いの手段として定着しています。
しかし一方で、こういった声が非常に多く聞かれます：

• 「真剣な人が少ない」

• 「会うまでに時間がかかる」

• 「会ってもプロフィールと違う」

• 「交際しても結婚の話が出ない」

つまり、“出会えるけど、結婚に繋がらない”という構造的な問題があるのです。

また、気軽に始められるぶん、“遊び”や“暇つぶし”で利用している人も多く、本気で結婚を考えている人が疲弊する場所になりつつあります。

婚活疲れ――その言葉の裏には、ただの「恋愛疲れ」とは違う、もっと切実な想いが詰まっています。

・結婚という人生の節目を本気で迎えたい
・家族をつくるという未来に向けて努力している
・限られた時間を使って、真剣に人と向き合っている

そんな真剣な婚活において、「うまくいかない」「報われない」と感じた時、どうしても自分を責めてしまいがちです。

でも、それはあなたが「本気だったからこそ」疲れたのです。
本気でなければ、ここまで落ち込んだり、悩んだり、苦しくなったりしません。

● 例えば、こんな女性がいます。

32歳・地方在住の看護師さんの場合

彼女は3年間、マッチングアプリを中心に婚活を続けていました。
真面目な性格で、やりとりも丁寧。「お相手が疲れないように」と、スタンプや絵文字も工夫していたそうです。

でも、実際に会えたのは、ほんの数人。
それも、プロフィールと実物が大きく違っていたり、「結婚の意思はない」と言われたり。

最も辛かったのは、半年やりとりを続けた相手と初めて会う当日、ドタキャンされたことでした。

「心がポキッと折れた瞬間でした。でも、誰よりも真面目に、真剣にやっていたと思います」

現在、彼女はななほし結婚相談所に登録し、1年以内の成婚退会を目指して活動中。
彼女のような誠実で真っ直ぐな人ほど、“場”が合わなかっただけなのです。

● 本気で婚活してきた人には、ある“共通点”があります。

婚活疲れを抱える人の多くは、決して恋愛に不器用な人ではありません。
むしろ、誰かを大切にしようとする力が強い人、信じる力がある人が多いのです。

以下は、ななほし結婚相談所でよく見かける“本気だった婚活者”の特徴です。

🧠【1】相手のことをちゃんと考えて、誠実にやりとりしていた

→ 一言一句を慎重に送っていた。既読無視しないよう、時間を作って返信していた。
→ 無理に自分を作らず、等身大で向き合おうとしていた。

💔【2】相手の変化に敏感になり、傷つきやすかった

→ 返信が遅くなると、「嫌われたのかも」と悩んでしまう。
→ 期待しては落とされる、を繰り返し、次第に自信を失っていく。

👥【3】「この人と結婚できるか」という視点で相手を見ていた

→ 将来のビジョンを話せる相手を求めていた。
→ 一時的な恋愛より、長く信頼し合える関係を大事にしていた。

🕊️【4】“遊び目的”の人と出会った時、深く傷ついた

→ 相手が軽い気持ちで接してくると、そのギャップに絶望。
→ 「なんで私は、真剣にやってるだけなのに…」と涙を流す。

● 婚活は“本気の人”ほど、報われにくい世界だったりする

マッチングアプリには、結婚願望が強い人も、そうでない人も混在しています。
言葉では「結婚したい」と書いていても、実際は「良い人がいたら」と曖昧なスタンスだったり。

その中で、本気の人だけが浮いてしまい、“真剣さが裏目に出る”構造があるのです。

• 誠実なメッセージが“重い”と思われる

• 未来の話をすれば“気が早い”と引かれる

• 真剣な眼差しが“怖い”と距離を置かれる

でも、それは決して間違っていません。
むしろ、「それが正しい婚活の姿」です。

だからこそ、真剣な人には“真剣な人しかいない場所”が必要なのです。
その一つが、結婚相談所です。

● 男性も、意外と“本気”ゆえに疲れている

婚活疲れは女性だけではありません。
例えば、こんな30代後半の男性がいました。

会社員・37歳・年収600万円の男性

仕事も安定しており、家事もある程度できる。
マッチングアプリでは100人以上に「いいね」を送ったが、マッチング率はわずか数％。

やっとマッチした女性とも、会話が盛り上がらずフェードアウト。
それでも諦めず、婚活本を読み、プロフィールを改善し、写真をプロに撮り直し…それでも結果は出ず。

「こんなに努力してるのに、なんで？」
「まじめにやるほど、空回りしてる感じがする」

実は、こうした“努力型婚活男子”はとても多いのです。
そして、彼らのほとんどが、結婚相談所に来た瞬間、スッと肩の力が抜けたと言います。

● あなたが本気で、誠実に婚活してきたなら。場所を変えよう。

あなたは、頑張ってきた。
自分を責めるのではなく、「場所が違っただけ」と考えてみてください。

結婚相談所では、
✔ 結婚の意思が明確な人しかいない
✔ やり取りに疲れた人をサポートするカウンセラーがいる
✔ 信頼できるプロフィールでスタートできる

それは、まさに「本気の人のための場所」。

これまでの苦しさも、失敗も、結婚への“布石”だったと思える日が、きっと来ます。

結婚相談所と聞くと、「堅苦しい」「お金が高そう」「モテない人の最後の砦」そんなイメージがあるかもしれません。

でも実は今、マッチングアプリに疲れた20代〜30代の人たちが、こぞって結婚相談所へと移行しています。

なぜなら、以下のような点が「圧倒的に心がラク」だからです。

🔸 会う前から“結婚意思あり”が確定している

──お互いが「結婚したい」という前提のもとで動いているため、曖昧な関係に時間を奪われない。

🔸 プロフィールが第三者によって確認されている

──年収・学歴・職業・独身証明など、嘘や盛った情報が通用しない。時間も気持ちも無駄にならない。

🔸 間に「仲人」が入ることで、変な駆け引きが不要

──やり取りのストレスが激減。相性や価値観もプロの視点でマッチングされるため、自分に合う人と出会いやすい。

🔸 結婚のタイミングをしっかり設計できる

──「いつまでに結婚したい」が共有されているため、同じ温度感の人とだけ出会える。自然消滅がない。

富山県にある「ななほし結婚相談所」では、こういったマッチングアプリに疲れた方々からの相談が急増中。

特に多いのが、

• 20代後半〜30代前半の女性

• 30代半ば〜40代前半の男性

• 「アプリで100人以上とやり取りしたけど、結婚には至らなかった」

• 「数年アプリを続けたが、むしろ人間不信になった」

というような、“本気だからこそ、心が疲れた”人たち。

そういう方にとって、「プロフィールからして信頼できる」「最初から結婚を目的に出会える」という安心感は、何よりも心強く感じられるポイント。

ななほし結婚相談所では、無料相談で気軽に話を聞ける機会を設けており、まずは自分の婚活疲れを整理する場としても活用できます。

疲れ切った心を、また誰かのために動かすのは勇気がいります。
でも、それでも「結婚したい」と思えているあなたは、本当に素晴らしい。

大切なのは、心をすり減らすような婚活から、心が整う婚活に変えることです。

マッチングアプリで得た経験は無駄ではありません。
あなたが「誰となら幸せになれるか」を見極める力が、もうすでに育っています。

これからは、もっと安心して、信頼できて、目的が同じ人と出会える場所を選びましょう。
それが、結婚相談所かもしれません。

あなたの婚活が、もう二度と傷つかずに、心から笑えるものになりますように。