【執筆】柳原　直弥
ななほし結婚相談所　代表カウンセラー

結婚相談所の「お見合い」ってどういう仕組みなの？
お見合いって聞くと、なんだか堅苦しいイメージもあり入会前から不安があるものです。
なので今回は結婚相談所のお見合いが、どういったものなのか解説していきます。

最初に結婚相談所での大まかな流れをご説明します。

無料カウセリングを行い提出書類を揃え入会、ここから相談所での活動がスタートです。

1. プロフィールを作成する（専任カウンセラーのPR文あり）
2. 専用アプリで「いいな」と思う人に申し込みをする
3. お互いが「いいな」と思ったらお見合い成立
4. お見合いの日程調整をする（希望日を相談所に伝えるだけでOK）
5. お見合いをする（オンラインor対面）
6. 結婚相談所を通してお返事をする
7. お互いが「OK」なら交際成立で仮交際に進む
8. 1～7を繰り返しだいたい2～3人と仮交際する
9. その中から結婚したいと思う1人と真剣交際
10. 成婚退会

プロフィール作成、お見合いの日程調整、お見合いでのルールなど、分からないことがあれば専任のカウンセラーがアドバイスしてくれます。

関連記事：結婚相談所の提出書類一覧（永久保存版）

関連記事：プロフィール写真｜サブ写真も重要

 知っておきたい申し込みの罠

申し込みしても全然お見合い出来ない(´・ω・｀)そんな会員さんもおられます。

しかし落ち込む必要はありません。

入会前に説明しているのですが、まず人気の会員様だと申し込みをして相手が「いいな」と思っても直近の休みが他のお見合いで埋まっていて断らざるおえない時があります。

あなたの魅力不足というわけではなくタイミングが悪かったのです。

なので後日お見合いを断られた相手から、お見合いの申し込みが来るパターンもあります。

そんな事情もあり、10件申し込みをして1件お見合いが成立するぐらいでもいいほうです。

知らずにこの罠にハマって、落ち込んでしまう方も多くいるので申し込みをして断られるのが事が多いのが普通なんだと覚えておきましょう。

お相手を探す

アプリorブラウザでお相手を探します。

気になるお相手のプロフィールを見て、申し込みボタンをポチ！これでお見合いの申し込みが完了します。

ちょっといいな～と思うお相手は、お気に入り登録しておきましょう。

もちろんあなたに、お見合いの申し込みもきます。

その際はお見合いを受けるかどうか、ワンタップでお返事できます。

さらにAIや専任カウンセラーからの推薦紹介などもあり探しやすく使いやすいです。

お見合いの状況も全てアプリから確認できます。

お相手を検索する時、いままで見たこのとない程、お相手の条件が細かく検索できプロフィール画面も情報量が多いです。さらに年収も500万代などの表記ではなく、501万なら501万と明確な数字が表示されます。なので、年収を検索する際は500万以上で検索するのではなく、450万以上と検索した方が、年収499万の良い相手を見逃さずにすみます。

 日程調整

申し込みをして、お見合いが成立したら次は日程調整です。

希望の日程をアプリを通して専任カウンセラーへ第三候補まで送ります。

あとは専任カウンセラーが調整してくれるので空いている日を言えばOKです。

基本的に土日が多く、平日休みの方だと少しお見合いしにくい時もあります。

一般的ではありませんが、オンライン対応可能の場合、20時～21時など夜間にお見合いすることも可能です。

お見合いにはホテルのラウンジでの対面、zoomでのオンラインの2種類の方法があります。

オンライン対応可能同士ならオンラインお見合いも視野に入れると時間の節約にもなります。

関連記事：オンラインお見合い｜スマホでも簡単に出来る

 お見合い前の準備

お見合いの日程が決まり緊張してしまう方がほとんどです。

そもそもお見合いなんて初めてで、どうしたらいいのか分からない。

なのでお見合い前にルールの説明や模擬お見合いなどを専任カウンセラーが行います。

お見合い時の服装にもマナーがあります。

女性ならスカートやワンピースが季節に関係なく好ましく、ストッキング、パンプスを着用するのをお勧めいたします。

さらにサイズ感や色、お相手が受ける印象がガラっと変わってしまう可能性があるので注意が必要です。

ワンピースの場合はジャストサイズで、カーディガンを羽織る場合もサイズ感に気をつけなければ、もっさり感がでてしまうなど、注意しなければいけない点も多いです。

関連記事：結婚相談所お見合いのルールとマナー

プロフィール用の写真撮影時の服装で行くのもお勧め。お相手が見つけやすくなります。

よく分からないと思う方は、ルール説明時に専任カウンセラーとチェックする事をお勧めします。

 待ち合わせ

お見合い当日は早めに準備をし、10分前までには到着するようにしましょう。

ホテルのラウンジ前で待ち合わせすることが基本です。
相談所によって専任カウンセラーが同行し、簡単に両者の挨拶をしてくれます。

この同行は必ずあるものでもなく相談所によって異なります。

同行といっても挨拶をするだけになるので、あまり気にする必要はありません。

時間は約1時間程度にするように時間には気を使いましょう。

短すぎると「上手くいかなかった」という印象をお互いが持ってしまいますし、長すぎると疲れてしまいます。

ホテルのラウンジで注文するのは飲み物だけです。

お茶代の支払いは男性というルールになっているので、おかわりする場合は男性に確認するようにしましょう。

 お見合いで話す内容

お相手も緊張しています。仕事の内容（大まかに）、趣味や好きなこと、休日の過ごし方、お相手の理想像などプロフィールから話していくのがお勧めです。

お見合いでは、避けた方がよい話題もあります。

婚活の状況、過去の交際歴、年収や貯金の金額など、まだ会って間もない人に話すべきことではありません。

まずはお相手の人柄を見るという事に重点もおいて下さい。

 お見合いNG行為

お相手の相談所での活動についてや、プライベートに踏み込んだお話はお見合いではNGです。

お見合いでいいなと思っても、お相手の連絡先を聞いてはいけません。

お見合後にお互いは「いいな」と思うなら相談所から連絡先が教えられます。

なぜ連絡先を聞いてはいけないのか？

いくら自分が「相手も乗り気だった」「上手くいった」と思っても、お相手はそう思っていない場合もあります。

お見合いが終わったら翌日のお昼までには、お見合いがどうだったか相談所に連絡をしていただきます。

 仮交際に発展した場合

付き合いたいと連絡し、お相手も同じ気持ちなら専用アプリorブラウザのお相手の画面に連絡先が表示されるようになります。

ファーストコールは男性からで、電話時にお見合いでのお礼やデートの約束を取り付けます。

この状態が仮交際であり、仮交際は数人同時OKです。

お相手を知るための期間なので、あまり重く受け止めず「いいな」と思うならどんどん仮交際しましょう。

真剣交際、結婚したいと思えるお相手に巡りあうまでお見合いを繰り返します。

 お断りする場合

お断りする場合は、相談所にその旨を連絡し、お相手の今後のためにも理由も添えましょう。

理由を言うことによって、マッチングアプリなどで、何故うまくいかないのか？などの疑問も解消せれることが多いんです。

話し方や、服装など異性からすると欠点になってしまう事もあり今後の婚活に生かせるのでしっかり伝えてあげましょう。

自分がお断りされた場合は、相談所から理由と共に伝えられます。

お見合いでは断れる事も「普通」です。

第一印象でお見合いは決まるといっても過言ではありません。

あなたもお相手も、プロフィールだけの情報でお見合いしています。

なのでプロフィール写真とイメージのズレがあると、お断りされる事が多いです。

写真では髪型も綺麗にしているのに、お見合いではなんだか野暮ったい、髪が伸びて印象が変わっている。

加工しすぎて、実際に会った時の顔のシワが気になって断られる。ワイシャツの襟や爪が汚れているなどです。

お見合いは緊張します。だからこそ笑顔を意識することが大事です。

歯を八本ほど出る程度の笑顔を心掛ければ、緊張の中でもお相手に笑顔だと認識してもらえます。

実際の事例をもとに、専任カウンセラーからルール含め説明もあるので、あまり気にしすぎずお見合いしましょう。

不安な事や悩みがあれば専任カウンセラーがその都度、対応してくれます。