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2025.04.21
近年、男性不妊の問題は増加傾向にあり、日本では不妊の約半数が“男性側に原因がある”とも言われています。
しかし、それを婚活時点で公に語る男性はほとんどいません。
・精子の運動率が低い
・持病の薬の影響で妊娠が難しい
・過去にパートナーとの間で不妊治療に挫折した経験がある
こうした理由から、「子供が欲しくない」と言うのではなく、「子供を持つことが怖い」または「無理だと諦めている」ケースもあります。
表面上はあくまで“希望しない”という言い方をしますが、その裏には、人知れず悩んだ過去や傷ついた経験が隠れていることも少なくありません。
精神疾患や長期的な治療が必要な病気を持っている男性も、自らの健康に不安を感じて「子供を育てる自信がない」と考える場合があります。
うつ病や双極性障害など、波のある体調
遺伝性の疾患を抱えている
心身の負担が大きく、将来的に働けなくなる可能性がある
このような場合、「子供の幸せを考えた結果として“持たない選択”をしている」ことも。
自分を責めるのではなく、パートナーに迷惑をかけたくないという誠実さの裏返しである可能性も考える必要があります。
2020年代以降、子育てにかかるコストは右肩上がり。
文部科学省によると、1人の子どもを大学卒業まで育てるのにかかる費用は約2000万円〜3000万円とも言われています。
自身の収入に不安がある
将来的な昇給や退職金に期待できない
転職・副業などで安定していない
こうした背景から、子供を持つことに“現実的な不安”を感じ、あえて「夫婦2人でシンプルに暮らすこと」を望む男性も増えています。
つまり、「わがまま」ではなく、経済状況と向き合ったうえでの慎重な選択なのです。
独身時代に自由な時間や趣味を充実させてきた男性ほど、「子供ができたら今の生活が失われる」と強く感じる傾向があります。
海外旅行や趣味にお金と時間を使いたい
家族サービスよりも、自分のペースで暮らしたい
子供が苦手という自覚がある
これらの理由で、「あえて持たない人生」を選ぶ人も。
特に40代以上になると、こうした“自分のペースを守りたい”という気持ちが強くなりやすいのも特徴です。
子供を望まない男性の中には、「自分が幸せな家庭で育たなかった」という背景を持つ人もいます。
両親が不仲だった
虐待・ネグレクトを受けていた
家族というものに対してネガティブなイメージがある
このような過去を持つ男性は、“親になる”ことに対して恐怖や不安を抱きやすいのです。
「自分が父親になったら、同じことを繰り返してしまうかもしれない」
「そもそも“家族”というものが分からない」
そういった無意識のブレーキが、「子供はいらない」という表現になって現れることがあります。
結婚を前提とした出会いを求める女性にとって、「子どもを持つこと」は人生設計の中でも特に大きなテーマのひとつです。
だからこそ、婚活中に「子どもを望まない男性」に出会ったとき、戸惑いや疑問、不安が生じるのは当然のこと。
しかしここで重要なのは、「子どもがいる・いない」そのものを善悪で語ることではありません。
大切なのは、
「自分が本当に望む未来はどんな形なのか?」
「そのために、どんな相手を選ぶべきなのか?」
という、“自分の価値観”に向き合いながら考えることです。
ここでは、「子どもを望まない男性」と出会ったとき、結婚の選択肢として「アリかナシか」を判断するためのヒントを、実際の婚活現場の声も踏まえて詳しくご紹介します。
まず、冷静に自分自身に問いかけてみてください。
子どもが欲しいのは、自分の本心から?
世間体や親の期待、「普通はこうだから」と思ってるだけでは?
子どもを育てることに、どれだけ具体的なイメージを持っている?
「子どもがいなかった場合の人生」も、想像してみたことはある?
実は、「子どもが欲しい」と思っていても、その動機が曖昧な人は少なくありません。
社会や周囲からの影響で「結婚=子どもあり」と無意識に思い込んでいるケースも多いのです。
ななほし結婚相談所でも、「子どもがほしい」と言っていた女性が、ある時点で「本当にそれが自分の幸せなのか、わからなくなってきた」と考え直すことも少なくありません。
✔️【まずは確認】
「子どもを持つ」ことが、自分にとってどれだけ大切か。
それが“絶対条件”なのか、“あればうれしい”程度なのか、明確にしておくことが大事です。
“子どもがいない人生=寂しい・孤独”というイメージを持つ方は多いですが、
実際には、「夫婦2人の時間を深めていける幸せな結婚生活」を送っているご夫婦もたくさんいます。
趣味や旅行を2人で楽しむ
お互いの仕事やライフスタイルを尊重する
夫婦だけの密なコミュニケーションが取れる
経済的な余裕を活かして、より豊かな生活ができる
「子どもがいる幸せ」と「いない幸せ」は、“種類が違う”だけで、どちらが上か下かではありません。
また、女性の中にも、「年齢的に妊娠が難しくなってきたけど、それでも愛し合える人と穏やかに暮らしたい」と思って婚活を再スタートする方が増えています。
✔️【結論】
子どもがいなくても、パートナーとの関係性が豊かであれば、“家庭としての幸せ”は十分に築ける。
「子どもがほしい or いらない」というテーマは、非常にデリケートで、すれ違いが起こりやすいポイントです。
だからこそ、「最初から価値観が一致していること」が理想ではありますが、現実には、最初から完璧に一致する相手を見つけることは難しいもの。
大切なのは、
お互いがこのテーマに対して“話し合える関係性”を築けるか
一方的な押しつけではなく、相手の価値観を理解しようとできるか
気持ちの変化や揺らぎに対して柔軟でいられるか
婚活中の段階で、「絶対に子どもが必要じゃないと無理!」と条件を固定してしまうと、
良い出会いのチャンスを狭めてしまうことにもつながります。
また、男性側も「今は考えていないだけ」で、本当に信頼できる相手と出会うことで気持ちが変わるケースもあります。
子どもがいない結婚を選ぶ、または受け入れることに対して、「妥協したくない」「夢を捨てたくない」と感じる女性も少なくありません。
でも、それは本当に「妥協」なのでしょうか?
たとえば、
安心感と信頼で結ばれるパートナーと生涯を共にできる
夫婦で成長し合い、支え合える人生を築ける
子育て以外の喜び(地域活動、動物保護、創作活動など)を共有できる
こうした生き方を“自分の幸せ”として肯定できるようになったとき、「子どもがいない」ということが欠落ではなく“個性”に変わります。
「この人となら、どんな形でも前向きに生きていける」
そう思えるかどうかが、“結婚相手としてアリかナシか”の最大の判断軸なのです。
もちろん、どうしても「子どもがほしい」と強く願うなら、「子どもを望まない男性」との結婚はミスマッチになる可能性が高いです。
その場合は、
お見合い段階で価値観のすり合わせを
早いタイミングで意思を明確にすること
曖昧なまま交際を進めないこと
これが重要です。
価値観の不一致は、交際が深まった後ほどリスクが大きくなります。
「時間の無駄だった」「傷つけた/傷ついた」とならないよう、丁寧な対話と判断が必要です。
40代共働き/結婚7年目/子なし婚希望で入籍
結婚当初から「2人の時間を大切にしたい」と話し合っていたAさん夫婦。
週末はサイクリングや登山、海外旅行など、趣味を共有することで「2人だけの思い出」が増えていきました。
「“子どもがいない人生”を選ぶことが不安だったけど、2人で過ごす時間が濃くて、何より今がすごく楽しいです」
Aさんいわく、「周囲に説明する勇気」と「2人で納得して選ぶこと」さえできれば、子なし婚はむしろ自由で豊か」とのこと。
50代男性×40代女性/再婚同士/不妊治療を経て結婚
Bさんは以前、不妊治療をしていたがうまくいかず、離婚を経験。
「もう子どもは無理かもしれないけど、人として支え合える人がほしい」と再婚を決意しました。
再婚相手の男性も「子どもがいなくても、2人の穏やかな日常があれば十分」と語り、“温かな共同生活”を大切にしているそう。
「若い頃の“理想の家族像”ではなく、今の自分たちに合った関係性を築けたことで、ようやく自分を肯定できるようになりました」
30代後半女性/経営者×40代男性/子なし前提の結婚生活
仕事が人生の軸だったCさんは、「子育てよりも、自分の仕事を通して社会に貢献したい」という想いをパートナーに共有。
「“産まない選択”は無責任だと思ってたけど、自分の人生を本気で考えたら、私は“違う形の母性”を持って生きたいと思ったんです」
パートナーも彼女の生き方を理解し、“応援する存在”としてそばにいることを選びました。
「夫婦2人の生活って、寂しくないの?」という質問をよく受けます。
でも、実際に子なし婚を選んだご夫婦に聞くと、“別の充実感”がそこにあります。
教育費・習い事・進学… 子育てにかかる出費がない分、2人の趣味や将来のための投資にお金をかけられます。
リフォームやマイホーム購入
趣味の教室・旅行・外食
将来の老後資金や介護の備え
「“子どもにお金をかける”ことがない分、老後への不安が少ない」という声も多いです。
子育てを通じた喜びや感動も素晴らしいですが、それが中心になると“夫婦の会話”や“2人の時間”が激減するのも事実。
子なし夫婦は、お互いに仕事や趣味、日常の小さなことを共有し合い、人生のパートナーとしての結びつきが強くなる傾向があります。
「この人と一緒にいると、心がラク」
「言葉がなくても通じる関係になった」
そんな声が多く聞かれます。
子育てをしていると、どうしても「母として/父として」の役割に縛られがち。
子なし婚では、自分のペースを守りながら、“個”としての成長が続けられるというメリットも。
自己研鑽や学びを深める
起業や副業、地域活動に挑戦
“人生100年時代”を自由に設計
「結婚=子育てだけじゃない」という考えが広がってきた今、“2人で人生をつくる選択”はより肯定される時代になりつつあります。
子どもを持たない人生を選ぶ女性は、決して「諦めた」わけではありません。
むしろ、「自分の人生を自分で設計する覚悟を持った女性」と言えるかもしれません。
「孫の顔が見たい」
「女なら産んで当たり前」
「子どもがいない夫婦なんて不完全」
そんな声に悩まされる方も少なくありません。
でも、“誰のための人生か”を改めて考えることが何より大切です。
子どもを持たない人生をパートナーと共に歩むには、“理解し合える相手”であることが不可欠です。
「恋愛的なときめき」や「ステータス」としての結婚ではなく、「この人とだったら、子どもがいなくても前向きに歩める」と思える関係性こそが、真の“夫婦力”です。
子どもを産む・産まないに関わらず、最終的に大切なのは「どう生きるか」。
どんな選択でも、“他人任せにしない覚悟”がある人は、幸せを見つけやすいです。
誰かに「許される」ための選択ではなく、「自分が納得できる」人生を選ぶ女性は、美しい。
柳原 直弥自由な時代だからこそ迷い疲れてしまう人も多いです。そんな時は1人で悩まず相談しましょう。
大事なのは「理由」「誠実さ」そして「あなたが描く未来」
婚活中の多くの女性にとって、「子供が欲しいかどうか」は、結婚相手を選ぶ上での大きな判断基準です。
しかし、「子供を望まない男性」=「結婚相手にふさわしくない」と決めつけるのは、少し早計かもしれません。
なぜなら、その背景には次のような複雑で繊細な理由があるからです。
不妊や病気といった身体的な事情
精神的・経済的な不安からくる慎重さ
自由やライフスタイルを大切にしたいという価値観
自身の家庭環境にルーツを持つ心理的なブロック
こうした背景を誠実に話してくれる男性は、むしろ「信頼できる人」である可能性もあります。
また、子供の有無に関わらず、**「どんな人生を2人で築いていけるか」**の方が、実際の結婚生活では重要になることが多いのです。
実際に子なし婚を選び、幸せに暮らしている夫婦には、次のような特徴があります。
共通の趣味や価値観で、人生を豊かに楽しむ
経済的な余裕を活かして、夫婦の生活を充実させる
子育てのストレスがない分、心と時間に余裕がある
お互いを尊重し、“人として”深くつながっていける
また、キャリアや自己実現を重視する女性にとっても、「子どもがいないからこそ、自分らしく生きられる」という選択は、現代の結婚観として十分に“アリ”なのです。
もちろん、「子どもがどうしても欲しい」と思っているなら、その気持ちを大切にすべきです。
しかし、初めから「子供が欲しくない男性はナシ」と切り捨ててしまうと、あなたにぴったりな“人生のパートナー”との出会いを見逃してしまうかもしれません。
ポイントは以下の通りです。
✔ 表面的な条件ではなく、「なぜそう思うのか」を丁寧に聞く
✔ 価値観が違っても、冷静に話し合える相手かを見極める
✔ 自分の未来像に対して、柔軟に考えられるかどうかを確認する
✔ 「子どもがいない人生」でも、自分なりの幸福を描けるかどうか
結婚はゴールではなく、“これからの人生を共につくるためのスタート”です。
子どもがいても、いなくても――その未来をどう育んでいくかは、あなたの心と選択次第。
📌 ななほし結婚相談所では、子どもを望む方も望まない方も、それぞれの価値観に寄り添い、理想の人生に合った出会いを丁寧にご提案しています。
「子なし婚」や「子どもに対する考えの違い」に悩む方のためのカウンセリングも多数実施中です。
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